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自動車業界情報
(2012/05/09)日本自動車輸入組合(JAIA)は8日、4月の輸入車販売台数(速報値)が前年同月比8.6%減の1万5203台となり、9カ月ぶりに前年実績を下回ったと発表した。外国メーカーのみの販売は、2.7%減の1万2216台。JAIAは「新年度からのエコカー減税延長に伴い、燃費基準が非常に厳しくなってきている。対象外となる車種が前倒し需要で3月は大幅増となった。4月はこの反動が生じたのではないか」と分析している。
ブランド別シェアは、フォルクスワーゲンが13.64%で首位。これに日産自動車の12.75%、メルセデスベンツの12.43%と続いている。
JAIAは今後の展望を「4月は一時的に前年実績を下回ったが、消費意欲が冷え込んでいるとは感じていない。エコカー補助金復活の影響もあり、5月以降は再び前年実績を上回るのでは」とコメントしている。