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新車情報
(2012/05/11)トヨタ自動車は、人気車種カローラのセダンとワゴンを全面改良し、5月11日より発売を開始した。歴代11代目となる新型カローラは車体の全長を約5センチ短くし、小回りが利くようにした。一方車内は、従来を上回る室内空間を実現。セダンの「アクシオ」は後部座席の足元スペースを4センチ拡大し、ワゴンである「フィールダー」は最大荷室長を41センチも拡大するなど、コンパクトかつ広々とした快適なクルマとなっている。また安全性も重視し、セダン・ワゴン共に運転席の視界を広くした。燃費は、1.5リットルのアクシオでリッター約20キロ。これは、他メーカーの同型車両に比べ約1割ほど優れている。
新型カローラは、トヨタの子会社であるセントラル自動車宮城工場(宮城県黒川郡大衡村)に集約して生産する。同工場で記者会見を行った豊田章男社長は、このことを震災の復興支援とも位置付けており、「これまで以上に安心安全に乗っていただける、コンパクトカーの究極の形。新型カローラで東北から世界に日本のモノづくりの強さを示したい」と自信を見せている。
新型カローラの価格は135万71千円~(税抜き)。車両月間販売数を「アクシオ」が約4,000台、「フィールダー」約4,000台と見込んでいる。