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自動車業界情報
(2012/05/23)トヨタ自動車株式会社は22日、ハイブリッド車の国内外での累件販売台数が、本年4月末までに400万台を突破したと発表した。
1997年8月に「コースターハイブリッドEV」を発売し、同年12月には世界初の量産ハイブリッド乗用車「プリウス」を発売。2000年から北米や欧州など海外でも普及を進め、2003年には2代目「プリウス」を発売。その後もミニバンやSUV、ERセダンなど搭載車種を拡大してきた。とりわけ2009年5月に発売した3代目「プリウス」は、世界中での大ヒット車両となっている。
トヨタ自動車では、ハイブリッド車両を全世界に広めた事により、ガソリンエンジン車と比較してのCO2排出量を約2,600万トン抑制する効果があったと試算し、世界的に問題とされているCO2の削減に寄与したと考えている。
現在は、18種類のハイブリッド乗用車を世界中の約80の国や地域で販売。今年、ついに世界全体のトヨタ販売車両のうち約15%がハイブリッド車が占めるということになった。
トヨタ自動車は今後、欧州にて「ヤリスハイブリッド」、北米では「ES300h」の発売を予定しており、地域の拡充・拡大が見込まれていると共に、更なる高性能化やコスト低減、商品ラインナップの拡充に取り組んでいくと熱く語っている。