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モータースポーツ情報
(2011/06/11)木曜夜の予選が終了したル・マン24時間レース。決勝スタートは、土曜の午後3時だが、その前に様々なイベントが行われている。
とりわけ、今回はマツダ787Bが総合優勝を果たしてからちょうど20年。それを記念し、ACOがデモランの舞台を提供することになった。
これは、先の大震災によって被災した人たちをはじめとする、日本へのオマージュでもあるという。
金曜日の夕方には、ル・マン市内でクラシックカーに乗ったドライバーたちががパレードランを行うのだが、そこにマツダ787Bも登場。
市街地の道路でレーシングスピードを出すことはできないため、甲高いロータリーエンジンを聞くことはなかったが、それでもなお、耐久レースを制した名マシンの人気は衰えることはなかった。
一方、サーキット内の施設では、スーベニールショップはもちろんのこと、各自動車メーカーなどがブースを設置。アウディは今シーズンデビューを果たしたR18のデモカーを展示していた。予選では2号車がポールポジションを獲得。デビューウィンに期待がかかっている。
さて、決勝日を迎えた土曜日。朝にまずフリー走行が行われ、そのあとはクラシックカーやフェラーリのワンメイクレースが開催される。中でも「ル・マン レジェンド」レースは、往年の名車が続々出走。総額いくら? と心配するほどのクラシックカーが出走している。
様々なレース、イベントが立て続けに行われ、観客が高揚するような雰囲気になってくると、いよいよ24時間の戦いが幕を開ける。
(text & photo by Motoko SHIMAMURA)