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その他
(2012/03/07)2012年2月に開催されたシカゴモーターショーにおいて、新型フェアレディZ(Nissan 370Z)が公開された。
今回の改変はビッグマイナーチェンジとされ、フロント回りに新型デザインを採用することで、イメージはかなり一新される。この6代目フェアレディZは2010年にZ34型として発売以来、年次改良は行われてきたがこれまではあまり目立たない小変更に留まっていた。
今回は久々に、デザインの改変が含まれただけに、シカゴショーでもかなりの注目を集めた。ビッグマイナーチェンジ後のフェアレディZは、まずは2012年6月にアメリカで市販化。日本では、7月~8月頃にかけてデビューする予定だ。特に目につくデザインの変更点はフロントグリルのデザイン。グリル内のエアインテークの造形がシンプルなものになり、グリルサイドには縦型のLEDライトが設置された。ヘッドライトにも変更が加えられ、見た目の形状に変わりはないのだが、昼でも点灯するLEDライトが装備される。アルミホイールのデザインも、現行のものより太く力強いスポークを持つデザインに変更される。
また、スポーツグレードの「バージョンS」では「ユーロチューンドショック」が装備され、高速巡航時の安定性がより一層向上する。他にも「バージョンNISMO」ではブレーキ回りの一部パーツに、GT-Rと同グレードのものが装備されるようになる。ただし、エンジン、トランスミッション、シャシーなどの、主要ユニットはこれまでと変わらないため、ベースモデルの価格は現行モデルと同水準を維持。バージョンS・バージョンNISMOに関しては、前述のグレードアップが加わるため現行モデルより少し値上がりするという。