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(2012/03/22)日産自動車社長 カルロス・ゴーン氏は3月20日、ジャカルタにて会見し「DATSUN(ダットサン)」ブランドを新興国向けの低価格車として復活させることを正式に発表した。
約30年ぶりの復活となり、今後は「ニッサン」・「インフィニティ」・「DATSUN」を合わせた3ブランドを使い分けていくと言う。
日産はインドネシア工場の生産能力を2014年までに現在の10万台から25万台へ引き上げるとともに、従業員数を約3,300名に増強する計画を発表しており、DATSUNブランド車はここで生産される模様。
新生DATSUNのロゴもすでに決定しているようだ。
また、販売店舗も増やし、商品ラインナップ強化を含めた総投資額は約330億円になる見込み。
DATSUNブランドのモデルは、2014年からインド、インドネシア及びロシアを皮切りに販売を開始していく予定だ。
DATSUNブランドを復活させる理由は、三菱やトヨタ、ホンダなどのライバル社が既に販売決定/開始している新興国向けの超低価格小型車競争に参戦するためと思われる。