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新型グローバルコンパクトカー『ミラージュ』タイから輸出 三菱自動車

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(2012/03/22)

三菱自動車は3月20日、バンコクにて新型グローバルコンパクトカー『ミラージュ』を3月28日(水)にタイ国内で発売する事を発表した。
タイで生産される新型ミラージュは日本国内市場にも投入する予定。
新型ミラージュは、成長が期待される新興国におけるエントリーカー、日本や欧米などの成熟国に対しては環境対応車という双方のニーズを1つの商品として具体化させた新型グローバルコンパクトカーである。
タイ向け仕様の燃費(欧州基準)は、ガソリン1リットルあたり22kmとなり、燃費性能の良いクルマを大量生産するメーカーの法人税を減税するなどのタイ政府の優遇制度を利用する事で、最低価格を38万バーツ(約100万円)に抑えることに成功。
タイでは1ヵ月に2000台を販売する予定だ。
新型『ミラージュ』は、三菱のグローバル生産体制の中で日本に次ぐ第2の輸出拠点であるミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)のラムチャパン工場に新たに建設した第3工場で生産していく。
三菱自動車は、欧州での生産から撤退し、アジアでの生産を強化する方針を打ち出しており、ミラージュの中国での生産も検討している。
三菱自動車社長 益子修氏は「低燃費、環境への関心が高まる中、時代にマッチした新型グローバルコンパクトカー『ミラージュ』を世界に先駆けタイ市場に投入することが出来て嬉しく思う。
今後はアセアン諸国、日本を始め、全世界に供給して行く」と語っている。
初年度の生産台数は10万台で、このうち3万台を日本に輸出する。
日本向けのミラージュは燃費性能をさらに高め、「100万円を切る価格」(前出 益子社長談)を目指す。



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