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モータースポーツ情報
(2012/06/18)空が白み、さわやかな朝を迎えたル・マン。スタートから16時間が経過している。ライバルのトヨタが不在となってもなお、アウディは好調に周回を重ねており、今度はチーム内での熾烈なポジション争いが新たに始まっている。
トップを長らく死守していた1号車。痛恨のスピンを喫し、その間に直後にいた2号車に先行を許した。だが2号車はこのあとルーティンのピットインが待っており、ほどなくして再び1号車の手にトップの座が戻った。また5時前には今大会2度目のセーフティカーランとなり、レースは小康状態に。その中で1号車は再び着実な走りでトップを死守している。とはいえ、つねに2号車がその背後からプレッシャーをかけ続けている展開はいまだに続いており、レース後半戦はアウディ同士の激しいバトルに期待がかかる。
ル・マン24時間耐久レース 16時間経過(トップ3)
1.No.1 アウディR18 e-tron クアトロ(ファスラー/ロッテラー/トレルイエ組)250L 16:02'53.691
2.No.2 アウディR18 e-tron クアトロ(カペロ/クリステンセン/マクニッシュ組)250L 16:04'37.276
3.No.4 アウディR18 ウルトラ(ボナノミ/ジャービス/ロッケンフェラー組)248L 16:03'30.430
記事:島村元子/ TEXT : Motoko SHIMAMURA