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自動車業界情報
(2012/06/21)日産自動車は、主力生産拠点である追浜工場の生産ライン2本のうち1本を7月から停止する事が明らかとなった。
同社では今回の件を、長引く円高による輸出採算の悪化や、国内市場の低迷などの影響が背景となっており、これによる人員削減は無いが、国内の生産体制を効率化する事が狙いと語っている。
停止による影響として当面の間、日産の年間生産能力は約15%減り、115万台となる。日産が国内の生産能力を減らすのは、カルロス・ゴーン氏社長就任後、2回目となる。
日産だけでなく、国内自動車大手メーカーではトヨタ自動車も国内生産能力を320万台までに段階的に減らす方針である。