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自動車業界情報
(2012/06/22)ホンダは20日、使用済みのHV車用ニッケル水素バッテリーから抽出したレアアースの再利用を、今年中に開始すると発表した。
抽出されたレアアースは再度ホンダ車のバッテリーに使用されるほか、幅広い部品への活用を検討して資源の循環を図っていく。また、回収したニッケル水素バッテリーを解体する際に残留電圧を取りだして解体作業などに使用する事も検討されている。
ホンダではこれまでも、交換したバンパーを集めて材料にしたり、使用済みオイルフィルターのリサイクル商品販売、交換した機械部品を再生させ販売するなど、循環型社会を形成するための「3R」を進めてきている。今後は、バッテリーからのレアアース抽出・再利用・再資源化を図るネットワークを今まで以上に強化していくとともに、HV用モーターやリチウムイオン電池などからもレアアースを抽出することを目指す」としている。