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自動車業界情報
(2012/06/22)自動車会社、石油・ガス会社等で構成されている「水素供給・利用技術研究組合」は20日、ガソリンスタンド併設型の水素供給ステーションの実験検証を開始すると発表した。実施時期は2013年2月から2016年3月まで。名古屋市などのJX日鉱日石エネルギーのガソリンスタンド2か所で、ガソリンのほか水素も供給出来るようにする。2015年の燃料電池車の商用化に向け、充填設備などのインフラ運用に必要なデータを採取・対応していく。水素の充填圧力は約700気圧で、満タンにするための所要時間は約3分となっており、ガソリン車とは大差はないとしている。
同組合は、2015年に四大都市圏で約100カ所の水素供給スタンドの為のインフラを整備すると計画しており、規制緩和のおかげで、ガソリンスタンドとの併設や市街地での充填が可能となった事を受け、全国に普及させやすい水素供給ステーションのモデルを構築していきたい、としている。