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S耐最終戦、28号車のペトロナスがポールポジション獲得!

モータースポーツ情報

(2012/11/10)

11月10日、スーパー耐久シリーズ第6戦の予選が、大分・オートポリスで開催され、No.28 PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3がポールポジションを獲得した。前回第5戦の鈴鹿は2レース制で開催されており、その第2レースでトップタイムをマークした28号車が連続してポールポジションを獲得することになった。

11月中旬、阿蘇の山間部に位置するサーキットは冬のような寒さに包まれた。朝から曇天模様で日差しがまったくといっていいほどなく、風も冷たい。予選でタイムアタックを担当するドライバーにとっては、難しいコンディションになったといえる。午前中のウォームアップを経て、予選は午後2時にスタート。早々にGT3のNo.24 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rがマシントラブルからコースアウトを喫し、タイヤバリアに接触。この事故で赤旗が提示され、しばしセッションが中断した。この時点でPETRONAS SYNTIUMチームの2台はまだコースインしていなかったが、1号車に谷口信輝、28号車に柳田真孝とプラチナドライバーを擁するチームは、難なくアタックを済ませベストラップを更新。僅差でのタイムアタックを続けた2台は、28号車を駆る柳田が1分48秒662のタイムでトップに立つと、それを0.023秒という僅かの差で1号車の谷口が追うことになった。

続くBドライバーの予選でも28号車が活躍。ジョノ・レスターが1分48秒750を、そして1号車のドミニク・アンは1分49秒379をマーク。A、B両ドライバーのタイムを合算した結果、28号車が第6戦のポールシッターとなり、1号車が2番手。チームメイト同士がフロントローを独占し、明日の今シーズン最後の決勝レースを迎えることになる。

■スーパー耐久シリーズ第6戦・オートポリス 予選結果(タイムはA、Bドライバー合算による)
1.No.28 PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(柳田真孝/J・レスター/M・モー組)3'37.412
2.No. 1 PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(谷口信輝/D・アン/F・ハイルマン組)3'38.064
3.No.555 マッハGoGoGo車検458GT3(玉中哲二/山野直也組)3'38.845

・各クラストップ(総合トップ3はのぞく)
ST-1 No. 3 ENDLESS ADVAN 380RS-C(峰尾恭輔/谷口行規/高木真一組)3'52.076
ST-2 No.20 RSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組)3'57.123
ST-3 No.14 岡部自動車マイロード協新計測RX-7(小松一臣/杉林健一/増田芳信組)3'59.753
ST-4 No.339 GPO+KOTA RACING(北野浩正/佐々木孝太/橋本達也組)4'05.798
ST-5 No.19 BRP☆HYPER ECU C72制動屋J’Sフィット(奥村浩一/松田智也/西田公也組) 4'27.145

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