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FUJI SPRINT CUP、SUPER GT第2レースはベテラン立川の勝利!

モータースポーツ情報

(2012/11/18)

静岡・富士スピードウェイにて開催されている「JAF Grand Prix SUPER GT&Formula NIPPON ~FUJI SPRINT CUP2012~」。SUPER GTの第2レース決勝は、ドライバーの技量を遺憾なく発揮する展開になり、観客を大いに魅了した。

GT300はポールポジションを獲得したNo.33 HANKOOK PORSCHEの影山正美がクリアスタートを決めるが、予選6位No.66 triple a Vantage GT3の吉本大樹が、他車のハプニングなどを味方につけ、オープニングラップで早くも2位に浮上。以後、影山を猛追する。結果、吉本は序盤にトップを奪取、さらに今回がラストレースとなるNo.2 エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電の加藤寛規、さらには昨年のチャピオン、No.0 GSR 初音ミク BMWの谷口信輝もこれに続き、トップ3を形成した。

だが終盤、0号車の谷口は足回りのトラブルで緊急ピットインを強いられ、戦線離脱。変わって予選2位のNo.88 マネパ ランボルギーニ GT3の織戸学が3番手まで返り咲き、そのままチェッカー。今シーズンをもってチームが解散する吉本にとっては、有終の美を飾る優勝となった。

一方、GT500は予選4位に甘んじたNo.38 ZENT CERUMO SC430の立川祐路が見事なスタートを披露。予選ポールNo.36 PETRONAS TOM'S SC430の中嶋一貴が必死にこれに喰らい着いた。つねに1秒を切る僅差で猛追を続けた中嶋だが、最後はベテラン立川が逃げ切り。最終戦もてぎに続き、優勝を遂げた。また、2位中嶋に続いたのは、No.100 RAYBRIG HSV-010の伊沢拓也。スタートから激しい追い上げを見せて、ジャンプアップに成功。ひと足先に行われたフォーミュラ・ニッポンでも優勝を果たした伊沢が、その勢いで3位を手にすることになった。


◎SUPER GT 結果結果
・GT300_第2レース(TOP3)
1.No.66 吉本大樹(No.66 triple a Vantage GT3)22L
2.No.2 加藤寛規(No.2 エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電)+1.273
3.No.88 織戸学(マネパ ランボルギーニ GT3)+15.787

・GT500_第2レース(TOP3)
1.No.38 立川祐路(ZENT CERUMO SC430) 22L
2.No.36 中嶋一貴(PETRONAS TOM'S SC430)+2.632
3.No.100伊沢拓也(RAYBRIG HSV-010)+3.319

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