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トヨタが世界でプリウスなど277万台リコール、国内は最多

自動車業界情報

(2012/11/30)

トヨタ自動車は、世界で「プリウス」など277万台をリコール(回収・無料修理)する事を明らかにした。ハンドル操作が出来なくなったり、ハイブリッドシステムの電源が落ちて走行不能になる恐れがある。このうち、国内対象台数は約151万台、一度のリコールとしては過去最多。不具合はステアリング装置とハイブリッドシステムの電動ウォーターポンプ。ステアリング装置はハンドルとギアボックスを連結する部品に強度が不足しているものがあり、低速時にハンドルを強く一杯に切る操作を繰り返すと連結部が摩耗しハンドル操作が出来なくなる可能性がある。また、電動ウォーターポンプは電圧変換機(インバーター)の冷却に使用され、最悪の場合、ハイブリッドシステムを動かすための電機が不通となり走行不能に陥る可能性があるとしている。

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