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新車情報
(2013/03/03)独フォルクスワーゲンが3月5日から開催される「ジュネーブモーターショー」に先駆けて、超低燃費ハイブリッド自動車「XL1」の市販モデルを発表した。価格はまだ公表されていないが、限定50台の生産が予定されている。
軽量なCFRPで構築された全長3,800mmというコンパクトなシャシーに、最高出力47馬力の0.8L 2気筒ターボディーゼルエンジン"TDI"と7速"DSG"、27馬力のアシスト用電気モーター、5.5kWhのリチウムバッテリーで構成されたハイブリッドシステムを搭載した2シーターのクーペスタイルのシティコミューターである。
重量は795kgという軽量にして、空気抵抗係数Cd 0.189というエアロダイナミクスを追求したボディのデザインなどの恩恵もあり、燃料消費量は261mpg(0.9L/100 km)、ガソリン満タンの状態での航続距離は約500km。電気モーターのみのでも50kmの距離の走行が可能となっている。CO2排出量は21g/km。
近未来的なデザインからこのXL1は今後のクルマの未来を指し示す大きなVWの挑戦とも言える1台になるだろう。