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ホンダ、ハイブリッド車用のニッケル水素バッテリーからレアアースの抽出、再利用の仕組みを確立

自動車業界情報

(2013/03/04)

3月3日、ホンダはハイブリッド車用のニッケル水素バッテリーから抽出したレアアースをニッケル水素バッテリーの材料として再利用、
資源の循環が可能となる仕組みを確立したと発表した。この仕組は世界初となる。
以前も同社では、日本重化学工業株式会社のプラントにおいて、使用済みのニッケル水素バッテリーからレアアースを含有する酸化物を抽出していたが、
今回は、その酸化物をさらに溶融塩電解。ニッケル水素バッテリーの負極材にそのまま使用できる金属化されたレアアースとして抽出することに成功したという。
このレアアースの純度は、鉱山で採掘されて取引される通常のものと同等の99%以上になるという。
今後、同社では販売店での部品交換などで回収した使用済みニッケル水素バッテリーについても、一定の数が集まり次第、同じ仕組で再利用するとのことだ。

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