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自動車業界情報
(2013/03/22)ホンダは渋滞抑制技術に関する公道実験をインドネシアで実施し、渋滞発生を遅らせる効果と、燃費を20%以上向上させる効果を確認した。なお、この公道実験は、2012年9月~2013年2月にかけてPT.Jalantol Lingkarluar Jakartaが管轄するUlujami-Pondok Ranji高速道路(ジャカルタ)で実施された。渋滞は交通流が乱れることにより発生することから、渋滞抑制のためには一台一台の車両が周囲の車両と同調した走行を心掛ける必要がある。ホンダは、ドライバーが周囲の車両と同調した走行をしているかを、スマートフォンのディスプレイの色を変化させることにより一目で確認できるアプリを開発、インドネシアの公道実験で使用した。このアプリは車両の加減速変動のパターンをモニターし、渋滞の発生につながる走行であるかを判断することにより、周囲の車両と同調した走行をサポートする。また、単に渋滞を抑制するだけでなく、安全性を向上するとともに、自車だけでなく周囲の数百台の車両の燃費を向上させる効果が期待されている。