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エアバッグ不具合、292万台に

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(2013/04/12)

4月11日、国土交通省ではトヨタ、ホンダ、日産、マツダをはじめとするメーカー6社が生産した56車種およそ292万台のエアバッグ装置に不具合があり、
衝突時に膨らまず、出火する恐れがあると発表した。
いずれの車輌も、シートベルトなどを製造するタカタが納品した装置を採用しているという。
各社では、世界で販売したおよそ292万台のうち、国内販売分の41車種、およそ73万台について、道路運送車両法に基づき、同省にリコールを一斉に提出した。
今回の問題は、衝突時にガスを発生させ、瞬時にエアバッグを膨らませる装置にあるという。ガスの発生に必要な薬剤の押し固め方が不十分で、
さらに保管状態が悪く、湿気を含んだことで、作動時に薬剤が異常燃焼し、高圧力がかかって、装置の金属ケースを破裂させる可能性があるという。
あるいは、ガスが装置に送られず、エアバッグが膨らまない恐れもある。
おもな対象車は以下のとおり。

・トヨタ>カローラ、マークⅡ、イプサム>2000年11月から2003年6月
・ホンダ>フィット、ストリーム、モビリオ>2000年8月から2003年6月
・日産>キューブ、セフィーロ、エクストレイル>2000年8月から2004年1月
・マツダ>RX-8、アテンザ>2002年3月から2003年8月

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