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モータースポーツ情報
(2013/04/15)フォルクスワーゲンは、自動車レース(ラリー)の最高峰「FIA 世界ラリー選手権(通称:WRC)」の
第 4 戦「ラリーポルトガル」に市販車をベースとした 3 台の「ポロ R WRC」で参戦、フランス人の
セバスチャン オジェ選手が「ラリースウェーデン」、「ラリーメキシコ」に引き続き、今季 3 勝目を獲得。
チームメイトのヤリ-マティ・ラトバラ選手(フィンランド)と今大会から「フォルクスワーゲン・モータースポーツⅡ」チームとして3台目のポロ R WRCをエントリーしたアンドレアス・ミケルセン選手(ノルウェー)もそれぞれ3位、6位フィニッシュを果たした。
オジェ選手は序盤のライバルの脱落に助けられ首位に立ち、それにラトバラ選手も続くがミケルセン選手はパワーステアリングの油圧系統にトラブルが生じ、序盤から出鼻を挫かれる事に。しかし、そこから後方スタートの利を生かした走行で徐々に順位を回復させていった。一方、オジェ、ラトバラの選手は最終日の午前中に駆動系のトラブルに見舞われ応急処置で難を逃れたが、ラトバラ選手は3位に順位を下げてしまった。
最終 SS となった、ボーナスポイントが加算される「パワーステージ」。52.30km という
長距離 SS を、タイヤを温存していたオジェ選手はトップタイムで通過し 3 点を獲得、今年 3 勝目、
自身にとって 10 回目となる WRC 勝利を挙げた。オジェ選手は優勝の 25 点とボーナス 3 点の
計28点を得て、選手権ポイントを計102点とさらに優位になった。また、このSSではラトバラ選手も3番手で1点を獲得。ラトバラ選手は総合3位、ミケルセン選手は総合6位となり、「ポロ R WRC」は3台とも
上位で完走を果たした。