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自動車業界情報
(2013/04/17)横浜ゴムは、トラックやバスをはじめとした商用車用タイヤの空気圧を保持するインナーライナの能力を大幅に向上したと発表した。同社によると、従来比で空気漏れをおよそ30%抑制可能という。
インナーライナとは、チューブレスタイヤの内面を覆うゴムシートのこと。新開発されたライナは、「タルク」という鉱物の特長である
板形状をそのまま微粒子化した偏平タルクを採用し、ゴム内に層状に配合。結果、タイヤからの空気漏れを抑制できるという。
タイヤの空気圧低下によって、転がり抵抗が増えると燃費が悪くなる。同社では、摩擦性能や安全性への悪影響を考慮し、
インナーライナ技術の研究、開発を進めているという。今月から国内向上で生産するタイヤに採用し、今後は海外向上にも展開する予定とのこと。