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東レがタイで自動車エアバッグに使用する繊維生産設備を増設へ

自動車業界情報

(2013/04/17)

東レは、このたびタイにある子会社のトーレ・シンセティクス社のアユタヤ工場において、自動車エアバッグ用PA66繊維(ポリアミド)の生産設備増強を決定したと発表した。
同社によると、新設備の年間生産能力はおよそ7000トン、稼働開始は2015年1月からを予定している。これによって、現行比およそ4割増の年間生産2万3千トンが可能となる。
また、日本の愛知県岡崎市にある岡崎工場と合わせると、年間生産がおよそ3万2千トンまで拡大するという。
エアバッグ基布の世界的な需要は自動車の生産台数の増加に連れて比例。アジア各国をはじめ、新興国市場でエアバッグ装着率が向上。
2020年までには年平均でおよそ7%以上の成長を見込んでいるという。

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