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自動車業界情報
(2013/04/22)JX日鉱日石エネルギー株式会社は、日本で初めてとなるガソリンスタンド一体型水素ステーション「海老名中央水素ステーション」を、神奈川県海老名市の「ENEOSサービスステーション Dr.Drive海老名中央店」内にオープンすると発表した。
この水素ステーションは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と、水素供給・利用技術研究組合-ハイサットとの共同実証事業の一環としてオープンし、日本で初めてガソリンスタンド敷地内で水素充填を行なうもので、JXは水素ステーションの建設と運営を行なうとしている。
このステーションでは水素を専用のトレーラーで輸送し、ステーションで蓄圧器(ボンベ)に貯蔵するオフサイト方式を採用。同社では、この方式はガソリンのサプライチェーンと同様に、製油所等で大量かつ効率的に製造した水素を輸送する供給体制を想定したもので、燃料電池自動車の本格的普及期における水素の大量供給に適している、と語っている。
なお、2013年5月には、愛知県名古屋市でも同様のガソリンスタンド一体型水素ステーション「神の倉水素ステーション」を開所する予定となっている。