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自動車業界情報
(2013/04/25)
三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、地域販売部門の拠点に順次、トラック業界で初めて、エネルギー・マネジメントシステム(EMS)を導入することを決定した。MFTBCでは、2011年に策定した新経営ビジョン「FUSO2015」の活動の柱である、「業界をリードするグリーン・イノベーション(環境貢献企業)」を活動の柱として、「CO2排出削減 2015年までに7.5%」を目標に取り組んでいる。今回、地域販売部門の執務エリア、整備工場におけるCO2排出削減を目的とし、新たに伊藤忠商事、伊藤忠テクノソリューションズ、環境経営戦略総研がパートナーとして提供するEMSおよびLED照明を2013年内から地域販売部門に順次導入する。
EMSは、電力の使用量を見える化し、デマンド制御と空調の自動制御機能を実施する。また、オンラインで、導入拠点の電力量を全国で把握するとともに、空調設備をリアルタイムで制御することが可能。既に先行導入した拠点では、デマンド制御と空調の自動制御を導入することで、ピーク電力10%・電力使用量15%以上削減することに成功しており、今後地域販売部門全拠点へ展開することにより、全社で大幅なCO2削減を目指す。
なお、EMSは、地域販売部門の拠点のみならず、川崎工場にも導入の予定。また、LED照明については、整備工場、執務エリアおよび、栃木県の喜連川研究所においても一部の研究施設に導入を開始している。