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自動車業界情報
(2013/05/10)電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)の漏電を検知するICをロームが発売した。交流100v出力の車内用コンセントを構成するインバータや充電器の漏電を検出できる。
EVおよびHEV車は、自動車としての輸送機能にとどまらず、加えて非常用電源としての役割が今後期待されている。
これを受け、スマートフォンなど携帯型電子機器の充電に限らず、消費電力が大きな家電機器の使用が可能となる交流100vの車内用コンセントが掲載される見通し。
だがその一方で、安全性確保のために漏電検出ICが必要になる。今回同社が発売したICは、動作温度範囲を同社従来品の-20~+95℃から-40~+105℃に拡張。
EMC対策を実施し、高い信頼性を確保しているという。
現在はサンプル商品にとどまっているが、出荷は始まっており、価格は250円。6月下旬に月当たり5万個規模で販売を開始する予定という。