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ホンダ、超小型EV車を使った社会実験に向け、地方自治体と了解覚書を締結

自動車業界情報

(2013/06/05)

ホンダは、超小型EV「マイクロコミュータープロトタイプβ」を使った社会実験を行うための了解覚書(MOU)を、このほど熊本県および沖縄県宮古島市と締結したと発表した。
この超小型EV車は、国土交通省主導で導入が検討されている超小型モビリティーの車両区分および欧州L7カテゴリー(欧州の二輪カテゴリーのひとつで、EVの場合はバッテリーを除き、重量400kg以下、出力15kW以下)に属したもので、近距離移動を視野にしたものとして用いられる。
社会実験では、高齢者層の近距離圏内の日常的な移動支援のほか、通勤や業務目的のカーシェアリングといったさまざまな用途での可能性だけでなく、
それぞれの環境に合わせたインフラを含めた街づくりについても各自治体と共に検証していくものになる。
マイクロコミュータープロトタイプβはバッテリーやモーター、コントローラーなどを床下およびリアスペースに配置、
動力機能をコンパクトに完結させたプラットフォームである「Variable Design Platform」を採用し、
さまざまな用途や顧客の要望に合ったボディや内装を、既存の自動車より比較的容易に開発・生産することを可能にしたという。

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