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ジヤトコ　三菱 新型「ekワゴン」／「ekカスタム」にCVT供給を発表

自動車業界情報

（2013/06/11）

AT／CVTなどの自動変速機の専門メーカー ジヤトコ株式会社は、三菱自動車から発売された新型「ekワゴン」／「ekカスタム」に、同社製副変速機付CVT『Jatco CVT7(JF015E)』が搭載されたと発表した。

この製品は、次世代CVTに求められている環境性能の飛躍的向上を狙い、新構造の副変速機システム採用により変速比幅を拡大し、フリクション低減技術で燃費と走行性能の向上を実現している。さらに、小型軽量化により、軽自動車から小型車まで、あらゆる車種に搭載可能となっている。

構造の特長は、ベルト無段階変速機と副変速機（2段変速）を組み合わせるという、同社独自の構造を用い、世界最大の変速比幅を実現、レスポンスの良い発進加速と、高速走行時の静粛性の向上を両立している。また、プーリーの小型軽量化や、オイル攪拌抵抗の低減などにより、従来の同クラスCVTに比べてフリクションを30%低減している。さらに、副変速機により2段階変速することで、プーリーの小型化が可能となり同クラスのCVTに比べ10%の全長短縮と、13%の軽量化を実現した。

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