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自動車業界情報
(2013/06/21)本田技研工業株式会社は、ハイブリッド車用ニッケル水素バッテリーから抽出したレアアースを、ハイブリッド車用モーター磁石へ再利用する取り組みを、TDK株式会社、日本重化学工業株式会社と共同で推進していくことに合意したと発表した。
ホンダは、日本重化学工業のプラントにて使用済みニッケル水素バッテリーからレアアースを抽出。2013年3月初旬から電池メーカーへ出荷し、ハイブリッド車用ニッケル水素バッテリーへの再利用を既に開始している。今回、ハイブリッド車用モーターへの再利用にも取り組むことにより、限られた貴重な資源のさらなる循環に取り組んでいくとしている。
今後、再利用開始に向けた3社共同での検討を開始し、一定の数の使用済みニッケル水素バッテリーが集まり次第、再利用を開始していく。
同社では「今後もハイブリッド車などの低燃費車の開発に加え、製品のリユース・リサイクルにつながるネットワークを強化していくことにより、モビリティー社会全体での環境負荷低減を目指します」と、語っている。