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自動車業界情報
(2013/06/26)国土交通省は、「道路トンネルの覆工コンクリートのうき・はく離を検知する新技術」を公募すると発表した。
道路トンネルについては、2年または5年に1回、定期点検を実施しているが、特に覆工コンクリートに関するうき・はく離については、落下による第三者被害を及ぼす可能性があることから、確実に発見する必要がある。
現在の点検手法は、うき・はく離箇所の検知に有効な近接目視と打音実施しているが、近接して行なうために交通規制を伴う点や、探検やその記録に時間を要する点や、うき・はく離箇所の見落としの可能性が完全に否定できない等の課題がある。
これらの課題の改善を目指すため、当面の対応として、公共事業等における新技術活用システムを活用し、既に実用化段階にある「道路トンネルの覆工コンクリートのうき・はく離を検知する新技術」を公募することとなった。応募期間は、平成25年6月21日から7月18日まで。応募された技術は、8月上旬までに近畿地方整備局技術活用評価会議において審査するとともに、現場にて試行する技術を選考。8月より選考された技術を現場で試行し、12月頃に試行結果を評価し、評価結果を公表するとしている。