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その他
(2013/07/05)トヨタ自動車株式会社は、6月20日に発覚した不正アクセスによる同社ホームページの改ざん問題について、調査結果を発表した。なお、この件に伴う同社からの顧客情報の流出は、現在確認されていない。
調査結果によると、改ざんの被害にあったのは「http://www2.toyota.co.jp/jp/news/ (現在はサーバー停止で不通)」で始まるニュースコンテンツの一部で、同社で確認できた改ざん期間は6月5日18時26分から6月14日21時47分。その期間に第三者による改ざんと修復が繰り返し行なわれていた。改ざん内容として、Javaのバージョンが古いWindowsのパソコンを使って改ざんが認められた期間にニュースコンテンツを閲覧した場合、不正なサイトに誘導され、不正なプログラムを実行される可能性があった。また、その状態のままパソコン利用を継続すると、パソコン内部に保存されているIDやパスワードが抜き取られる可能性があることが発覚。その際、対ウィルスソフトが最新の状態であれば、不正プログラムの実行を未然に防ぎ、検知・駆除が出来る事を確認した。同社では、改ざん期間中に閲覧した心当たりのある方に対し、対ウィルスソフトを最新の状態にし、不正プログラムの検索・駆除の実施を呼びかけている。
同社では今回の件を深く謝罪するとともに、今後は対策・監視を更に強化し、安全な運営に万全を期して行くと語っている。