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(2013/07/19)株式会社ブリヂストンのグループ会社であるブリヂストンタイヤジャパン株式会社(BTJ)は、再生可能なリトレッドタイヤ製造工場と廃タイヤ中間処理工場を1箇所に集約した『ブリヂストンタイヤリサイクルセンター大阪』を開設したと発表した。このセンターは、顧客の使用済タイヤを回収し、全数リユース(再使用)・リサイクル(再利用)することを実現する新たな試みとなる。
同社グループは、原材料の調達から商品の販売に至るまでグループ全体で持続可能な社会の実現を目指しており、BTJはこれまでに低燃費タイヤ「エコピア」やリトレッドタイヤ、これらを活用した「エコバリューパック」など、環境性能に優れた商品・サービスを提供し環境への取り組みを進めてきた。
今回、リトレッドタイヤ製造工場と廃タイヤ中間処理工場を併せ持つ同センターの開設により、使用済タイヤの全数リユース・リサイクルが可能となった。同社では、「これまでの商品による“使用時中心の環境対応”から、タイヤの生産、使用、廃棄段階に至る“タイヤのライフサイクルの大部分を通じた環境対応”へと活動を進化させることで、さらなる資源の有効活動に取り組んでいきます」と、語っている。
なお、「BRF大阪(バンダグ・リトレッド大阪ファクトリー)」は、これまで大阪、兵庫にあった2拠点を統合し、国内最大級の敷地面積・生産本数を持つ「バンダグ・リトレッドファクトリー」となる。施設面においても、騒音や土壌汚染の未然防止対策など、周辺環境への配慮を行なっている。