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パーツ情報
(2013/08/05)ドイツの化学メーカーヘンケルの日本法人ヘンケルジャパン株式会社は、同社ジェネラルインダストリー事業本部から、瞬間的に凍結させるショックフリーズ効果により、錆や腐食で固着したボルト・ナットを取り外しやすくする潤滑剤『ロックタイト フリーズ&リリース』を日本に導入し、8月中旬より発売すると発表した。価格は未発表。
この新製品は、マイナス43℃のショックフリース効果で金属部分を瞬間的に凍結、収縮させる。その収縮によって生じた錆の隙間に潤滑剤が浸透することで、固着していたボルト・ナットが外しやすくなる。さらに、一時防錆効果もあるため、外れたボルト・ナットは腐食に強くなり、表面は滑らかになる。
これまで、錆や腐食によるボルト・ナットが固着して取り外せなくなった場合は、熱するか焼き切って取り出すという危険な作業が必要だった。同社は、そのような労働環境の改善や作業効率の向上を目的に、この製品を開発。同社では、自動車、農業/建設機械、工業設備/機器、その他幅広い産業に向けて新製品の発売を展開していくと語っている。