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自動車業界情報
(2013/08/09)ダンロップの住友ゴム工業株式会社は、石油や石炭などの化石資源を全く使用しない世界初の「100%石油外天然資源タイヤ」を、「第43回東京モーターショー2013」にて公開し、同時に発売を開始すると発表した。また、発表に先駆けて、8月14日からダンロップホームページ内に「エナセーブ・スペシャルサイト」を立ち上げ、「100%石油外天然資源タイヤ」や「エナセーブ」シリーズに関する様々なコンテンツを公開する。
同社では、石油や石炭などの化石資源への依存度を最小限にすることを目指した「石油外天然資源タイヤ」の開発に2001年から取り組んでおり、2006年には石油外天然資源の使用比率を70%に高めた「エナセーブES801」を、2008年には同割合を97%までに高めた「エナセーブ97」を発売。さらに、2011年に開催された東京モーターショーでは、原材料すべてを天然資源化した「100%石油外天然資源タイヤ」のプロトタイプを発表している。
その後、耐久性などの信頼性の評価と量産化技術の確立に向けた開発をすすめ、11月から開催される東京モーターショーにて満を持して発表と発売を行う事となった。