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デンソー 岩手県陸前高田市における被災者支援プロジェクトに電子回覧板システムを提供

その他

(2013/08/20)

株式会社デンソーと株式会社デンソーセールスは、タブレット端末を利用した電子回覧板システム「ライフビジョン」を、8月19日から翌年2月末まで、岩手県陸前高田市で活躍する「はまらっせん農園プロジェクト」に提供すると発表した。

「ライフビジョン」は、インターネット網と市販のタブレット端末を利用し、地域情報の配信や、防災情報の提供、アンケートの実施などを行なうシステム。自治体などが住民向けに使用する事を想定したもので、現在、徳島県上勝町で実証実験を行なうなど、2014年度の実用化を目指し、同社が開発を進めている製品。

「はまらっせん農業プロジェクト」は、農作業を通じて仮説住宅居住者の心身の健康維持と生き甲斐作りに取り組む活動で、岩手県立高田病院が支援するプロジェクト。このプロジェクトは「東日本大震災津波による被災者生活支援事業費補助金」を活用し、で同社より35台のタブレット端末を含む「ライフビジョン」システム一式の提供を受け、農作業などの情報配信を通じて住民間の交流を図っていく予定。

同社では、「この「ライフビジョン」の開発において、カーナビゲーションシステムの開発で培った技術などを活用し、高齢者を含め、誰にでも気軽に使えるユーザーインターフェイスを実現しました。今後も自動車部品の開発・製造で培った技術を活用し、マイクログリッドや健康・医療分野などの開発にも取り組んでいきます」と、語っている。

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