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フェラーリ「458スペチアーレ」フランクフルトでデビュー

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(2013/08/23)

究極の技術革新と研究開発というフェラーリの中核を成すフィロソフィーを具現化した「458スペチアーレ」が、9月にドイツで行われるフランクフルトショーでデビューする。パワートレイン、エアロダイナミクス、そして運動性能を更に強化することで、すでに特別な存在となっている「458イタリア」を、“スペチアーレ”の名にふさわしいモデルに仕上げた。
インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーにおいて2年連続で「ベスト・パフォーマンス・エンジン」に選ばれているパワーユニットは、さらなる細心の見直しが図られた。自然吸気V8気筒エンジンとしてフェラーリ史上最強となるこのユニットは、最高出力605CVを発生し、リッターあたり135CVという驚異的な数値を達成。これは自然吸気の車輌用エンジンとしては最高の数値である。
パワーウェイトレシオもエンジン同様に極めて優れたもので、2.13kg/CVを達成しています。「458 スペチアーレ」の0-100km/h加速はわずか3.0秒(0-200km/hは9.1秒)、フィオラーノ・サーキットでのラップタイムは1分23秒5を記録した。
また、ビークル・ダイナミクス・サブシステムに採用された技術により、ドライバーは高速時においても即座に車輌をコントロールすることが可能となった。自然なパワー・オーバーステア特性と入力に対する正確なレスポンスという、フェラーリがもっとも得意とし、高い評価を得ている性能をさらに高めた。
これらの技術により「458スペチアーレ」はサーキット1周のラップタイムにおいても、連続周回時の安定したラップタイムにおいても、サーキット専用設計ではない車輌としては、かつてないほどの性能を有するモデルとなった。「458スペチアーレ」は、これまでのフェラーリのラインナップの中でも最速のレスポンスタイム(0.060秒)と、最大横G(1.33G)を達成している。

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