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自動車業界情報
(2014/02/12)2月12日、トヨタはこの度、平成21年3月から平成26年2月までに生産したプリウス(ZVW30)がリコールの対象になるとし、同日付けで国土交通省にリコールを届け出たことを明らかにした。
同社によると、ハイブリッドシステムにおいて、制御ソフトが不適切なため、加速時などの高負荷走行時に、
昇圧回路の素子に想定外の熱応力が加わることがあるとしている。
結果、使用過程で当該素子が損傷し、警告灯が点灯してフェールセーフのモータ走行となったり、
素子損傷時に電気ノイズが発生した場合は、ハイブリッドシステムが停止して走行不能となるおそれがあるとしている。
改善としては、制御ソフトを対策仕様に修正することを前提に、制御ソフト修正後に素子が損傷して警告灯が点灯した場合は、
電力変換器(DC-ACインバータ)のモジュールを無償交換するとしている。
対象となるのは、世界で190万台に上るというが、これまでに事故の報告はなされていないという。