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日産、疑似ルームミラーをジュネーブショーで展示

自動車業界情報

(2014/03/06)

日産は、現在スイスで開催中のジュネーブモーターショーにおいて、新たに開発した「スマート・ルームミラー」を展示中だ。
このミラーは後ろの窓に置いたカメラで後方を撮影、その画像をルームミラーに内蔵した液晶モニターに表示するものであり、
同社では2015年から世界中で採用する検討を進めているという。
日本市場では、まず今春からディーラーオプションとして販売を始める予定となっている。
このシステムでは、カメラとディスプレーの組み合わせであるため明るさ、コントラスト、色味などを調整できるのがメリット。
カメラ制御と画像処理プログラムを組み合わせ、条件が悪いときにも見やすい映像を表示することが可能となる。
130万画素の狭角カメラを採用しているため、正しい距離感をモニターに映すこともできる。
同社では、このスマート・ルームミラーを今年のル・マン24時間レースに出場予定の「ZEOD RC」をはじめ、
NISMOが開発するその他のレーシングカーにも採用するとしている。

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