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トヨタ、WEC参戦の新型車両を発表

自動車業界情報

(2014/03/28)

3月27日、トヨタは今シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦するにあたり、
新型ハイブリッド・レーシングカーのTS040HYBRIDを初披露し、同時にドライバー編成の一部変更を発表した。
同社のレーシングチームによると、新車両は南フランスにあるポールリカール・サーキットでアンベールされた。
自然吸気のV型8気筒3.7リットルガソリンエンジンによる520馬力に、ハイブリッド・パワーによる480馬力が加えられ、
1000馬力が4輪駆動で路面へと伝えられるものとなっている。
ル・マン24時間をはじめ、シリーズ戦には2台体制でエントリー。編成としては昨シーズンから若干変更となり、
7号車がアレックス・ブルツ、ステファン・サラザンと中嶋一貴、
8号車をアンソニー・デビッドソンとニコラス・ラピエール、セバスチャン・ブエミがドライブすることになる。
今シーズンのWECでは、流量計により燃料の消費量がモニターされ、レース中に3ラップの平均燃料消費量が規定を上回った場合、
ペナルティが科せられるというよりハードな条件下で争われることになっている。
開幕戦は、4月20日のイギリス・シルバーストンで開催される6時間レースとなる。

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