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F1GP、最終戦のアブダビをハミルトンが勝利し、今季王者に

モータースポーツ情報

(2014/11/29)

今シーズンF1GPの最終戦となったアブダビGP。今季11回目のポールポジションを獲得したメルセデスの二コ・ロズベルグが逆転王座をかけて決勝レースに挑んだ。
一方、僚友で同じくチャンピオン争い中のルイス・ハミルトンはQ3アタックで痛恨のミスを喫し、予選2番手に甘んじた。
F1では最終戦の決勝での結果に対し、ダブルポイントが適用されるため、ポールを獲得したロズベルグには逆転王座を手にするチャンスが広がることに。
そんな中、予選で5、6位を獲得していたレッドブルの2台に対し、予選結果から除外のペナルティが科せられる。
これは、フロンドウィングに可動ウィングを使用したことが規定違反となったため。
結果、2台はグリッド最後尾からのスタートを切ることになった。一方、3戦ぶりの現場復帰を果たしたケータハムの小林可夢偉は19番手からスタートした。
ダブルポイントが与えられる最終戦とはいえ、ランキングトップのハミルトンとロズベルグとの差は17点。
仮にロズベルグが優勝し、50点を手にしても、ハミルトンが2位入賞を果たし、36点を加算すればハミルトンが王者となり、自力でタイトルを手にすることは不可能という厳しい条件で迎えた決勝。
チームメイト同士による最終戦の一戦は思わぬ形で終焉を迎えることになる。
スタートでトップに立ったのはハミルトン。一方のロズベルグはあろうことか、レース終盤に車両トラブルが発生。かろうじて完走したものの、14位でレースを終えることに。
結果、労せずしてハミルトンが今季11回目となる勝利で、自身2度目のチャンピオンを手にしている。
一方で小林可夢偉はレース終盤にリタイヤで今季の戦いを終えている。

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