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自動車業界情報
(2016/01/21)このほどトヨタでは、新型「プリウス」での公道試乗会を実施。高速道路を中心とした車載燃費計において燃費を計測した。
これによると、同シリーズの最廉価グレードにあたる「E」で、実走行平均燃費で37.5km/リッターだったという。
一方で、公開されているJC08モード燃費は40.8km/リッター。これは、試乗車が安全装置である「Safety Sense P」を装着しており、
このために車両質量が10kg増であったためであり、この場合のモード燃費は39.0km/リッター。
結果として、実走行における平均燃費は37.5km/リッターとほぼモード燃費に迫る値を記録したといえるだろう。
なお、実車テストは、パシフィコ横浜から首都高速神奈川1号横羽線「みなとみらい」出入口を経由し、
大黒パーキングエリアを往復するというおよそ22kmの区間を使用。
高速道路とはいえ、制限速度は50km/hの区間が長く、平均速度は40km/hほどだったという。
テストでは、上級グレードにあたる「Aプレミアム」も同条件で走行。結果として、
JC08モード燃費37.2km/リッターに対し、実走行平均燃費は31.7km/リッターであったとし、
また同社では、「E」 と「A」との平均燃費の差は、車両重量の違い(Aのほうがおよそ60kg重い)だとしている。