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モータースポーツ情報
(2016/10/15)FIA世界耐久選手権(WEC)第7戦を開催中の静岡・富士スピードウェイ。10月14日には、2回のフリー走行が行われ、
午後のセッションで1号車のポルシェ919ハイブリッド(ティモ・ベルンハルト/マーク・ウェバー/ブランドン・ハートレー組)がトップタイムをマーク。幸先よい滑り出しを見せた。
金曜日のセッションに先立ち、1号車のドライバーで元F1ドライバーのウェバーが、今季をもってWECそしてプロドライバーとしての引退を表明。
日本でのレース参戦が最後になることが明らかとなった。
一方、ホームコースでの戦いを迎えたトヨタ勢。午前のセッションで6号車トヨタTS050ハイブリッド(小林可夢偉/ステファン・サラザン/マイク・コンウェイ組)が2番手のタイムをマークしていたが、午後のセッションで電気系トラブルが発生。チェカー目前に走行を終えることになった。また、日本でのレースキャリアが豊富なドライバーチームとして知られる7号チャのアウディR18(マルセル・ファスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ組)は、午前のセッションでトップタイムをマークしていたが、午後に入ると、いきなりスピンを喫し、修復作業に時間を取られるなど、やや不安定さが目立つことになった。
決勝に向けての予選は、土曜・15日の午後2時から。GTEクラス、LMPクラスの順で、それぞれ20分間。ドライバー2選手のベストタイムの平均タイムが、予選タイムとして採用され、決勝グリッドが決定する。
富士での勝率が高いトヨタ勢の巻き返しに期待がかかる。