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モータースポーツ情報
(2016/11/16)今シーズン第20戦を迎えたF1GPの舞台は、南米・ブラジル。まず予選では、マクラーレンのルイス・ハミルトンが快走を見せ、3戦連続でポールポジションを奪った。
雨の影響で落ち着かない予選タイムアタックとなる中、タイミングを見計らい、見事な対応力を見せたのが、ハミルトン。シリーズタイトルで僚友のロズベルグを追う立場だけに、緊迫のアタックとなったが、きっちりミッションを果たし、ライバルをしりぞけた。
ロズベルグは2番手、3番手にフェラーリのライコネンが続いた。
また、マクラーレンホンダの2台はアロンソが10番手、バトンが17番手となっている。
・F1第20戦ブラジル 予選結果(TOP6)
1 44 L.ハミルトン(メルセデス)1'10.736
2 6 N.ロズベルグ(メルセデス)1'10.838
3 7 K.ライコネン(フェラーリ)1'11.404
4 33 M.フェルスタッペン(レッドブル)1'11.485
5 5 S.ベッテル(フェラーリ)1'11.495
6 3 D.リカルド(レッドブル)1'11.540
10 14 F.アロンソ(マクラーレン)1'12.266
17 22 J.バトン(マクラーレン)1'13.276
ポールポジションからスタートするハミルトンだが、ランキングトップのロズベルグが勝利すれば、シリーズチャンピオンが決定するという重要な一戦となったブラジルGP。
さらに予選よりも天候が悪化し、レースそのものが大荒れになってしまう。
完全なウェットコンディションでスタートを切った決勝。スタート前からコースアウト、クラッシュする車両が出るなど、戦う前から落ち着かない状況となる。
視界不良の戦いはSCカーも導入されるなど、ただコースを周回している状態。足下が不安定な中で、レースが消化していくこととなった。
そんな中でもハミルトンがトップを死守。ロズベルグを従えての周回となる。そんな中、ベテランのライコネンがクラッシュ。レースは赤旗中断となる。
戦いに水を挿されたハミルトン。SC導入や度重なった赤旗に翻弄されつつ、3度目のレースが再開すると、再びトップをキープ。大荒れの中、最終的にハミルトンが勝利し、ロズベルグが2位。ハミルトンは、ロズベルグのタイトル決定を阻止、チャンピオン争いが継続することになった。
一方、ホンダエンジン搭載車のマクラーレンの2台は、アロンソが10位で、バトンが16位で完走を果たしている。
・F1第20戦ブラジル 決勝結果(TOP6)
1 44 L.ハミルトン(メルセデス)3H01'01.335 71Laps
2 6 N.ロズベルグ(メルセデス)+11.455
3 33 M.フェルスタッペン(レッドブル)+21.481
4 11 S.ペレス(フォースインディア)+25.346
5 5 S.ベッテル(フェラーリ)+26.334
6 55 C.サインつJr.(トロロッソ)+29.160
10 14 F.アロンソ(マクラーレン)+44.432
16 22 J.バトン(マクラーレン)+1'21.994