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自動車業界情報
(2017/11/30)このたび、アメリカのカリフォルニア州において、電気自動車(EV)用大規模充電網が構築されることになり、
この事業を進める新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とともに、
日本の日産自動車と総合商社の兼松が参画することを明らかにした。
今後、同州におけるEV利用範囲拡張に向けての実証事業を行う。
これによると、同州内に25箇所、合計55基の充電ステーションを設置し、それぞれの拠点をネットワークで繋ぐとしている。
同州では、2025年までに150万台の「ゼロ・エミッション・ビークル」普及を目標に掲げており、
現在、一定台数以上の自動車を販売するメーカーには、一定比率のEVやプラグインハイブリッド(PHEV)などの販売を義務付けている。
また、EV購入者には、優先レーンの通行許可を与えるなどの優遇措置もあり、現状、乗用EVの販売台数は同国で最も多いという。
この事業において、日産は自社の「リーフ」の売り込みはもちろん、急速充電器の設置や運用、またEVによる行動変化の分析を担当するという。
一方、兼松は、EV利用者向け誘導情報サービスを提供。この際、集めたビッグデータを利用し、次なる事業検討を担うとしている。