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モータースポーツ情報
(2021/01/20)このほどトヨタGAZOO Racingでは、世界耐久選手権(WEC)に新しく投入する新型車両のお披露目を行なった。
2021年シーズンは、ル・マン・ハイパーカー(LMH)規定の車両で戦うこととなる。
「GR010ハイブリッド」の名称が付けられた新型車両。エンジンは3.5リッターV6ターボエンジンを搭載する。もちろんハイブリッドシステムを活用する。
なお、2021年シーズンからWECは最高峰クラスの車両規定が変更される。
これまでLMP1と呼ばれていたクラスからハイパーカークラスとなり、トヨタのLMH車両に加え、LMDh車両も将来的に参戦が可能となるとしている。
このLMDh車両は、アメリカのIMSA選手権における次のトップクラスの車両規定に順ずるものとなる。
なお、トヨタのドライバー編成だが、こちらは昨シーズン同様のラインナップとなっている。
2019-20シーズン、ついにWEC王者に輝いた7号車にマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペス。
無観客開催だったル・マン24時間レースを制し、ル・マン三連覇を達成した中嶋一貴は8号車をドライブ。セバスチャン・ブエミおよびブレンドン・ハートレーとトリオを組むこととなる。
WECとして9年目に突入する2021年は、全6戦で実施される予定で、現時点でのスケジュールは以下のとおり。
■暫定カレンダー
・テスト:3月13-14日/セブリング(アメリカ)
・第1戦:3月19日/セブリング1000マイル(アメリカ)
・第2戦:5月1日/スパ・フランコルシャン6時間(ベルギー)
・第3戦:6月12-13日/ル・マン24時間(フランス)
・第4戦:7月18日/モンツァ6時間(イタリア)
・第5戦:9月26日/富士6時間(日本)
・第6戦:11月20日/バーレーン6時間(バーレーン)