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自動車業界情報
(2021/10/17)石油製品の精製および販売等を行うENEOS(エネオス)が、このほど再生可能エネルギーの新興企業の買収に動いた。
同社は、ジャパン・リニューアブル・エナジーをおよそ2000億円で買収。
株式の譲渡は2022年1月下旬の予定としている。この買収により、同社が手掛ける再生可能エネルギーの世界総発電能力は、およそ122万kWに達するという。
買収されるジャパン・リニューアブル・エナジーは、2012年に創業、太陽光、陸上風力およびバイオマスの再エネ電源を多数保有していた。さらに、ジャパン・リニューアブル・エナジーは洋上風力発電においても、風況観測や建設計画の策定など、事業化検討に積極的に取り組んでいる。
その一方で、エネオスは水素を多用途で使う「水素社会」の実現も目指しており、今後は再生可能エネルギーの電気を利用し、水を電気分解して水素を発生。この水素は炭素中立として扱うことが可能のため、同社による脱炭素への取り組みが加速しそうだ。