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ガソリン価格情報
(2022/02/03)日本エネルギー経済研究所石油情報センターが2022年1月最後となる石油製品小売市況の調査を実施した。
調査は1月31日に行われ、2月2日付にて公開された。
1月は終始大きな上がり幅を見せていたが、ようやく月末最後になって微小に留まる結果となったが、4週連続での値上がりとなった。結果、今週はハイオクおよびレギュラーで前週比0.7円高となり、ハイオクは181.7円、レギュラーは170.9円に。一方、軽油は同比0.6円高となる150.6円の結果になった。
以前、コラムでもお伝えしているが、レギュラーガソリンの小売販売における全国平均が1リットルあたり170円超になった場合、価格抑制のために政府が石油元売り会社に対して補助金を出すことになっていたが、ついに1月27日には初めての対策を発動することになった。
このときの価格が170.2円だったため、元売り会社はガソリンスタンドへの卸売価格について170円を超えた0.2円分、そして原油価格の上昇にともない今週および影響を受ける分の、合わせて3.4円分を引き下げたとしている。
その結果が170.9円だったため、経済産業省では、仮に補助金がなければ173.4円になっていたとコメントしている。