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モータースポーツ情報
(2022/03/20)17日に予選が行われた世界耐久選手権第1戦セブリング。
1000マイルレースの予選でポールポジションを獲得したのは、ハイパーカークラスのNo.36 アルピーヌA480・ギブソン(アンドレ・ネグラオ/ニコラ・ラピエール/マシュー・バキシビエール)だった。
同クラスで参戦するトヨタGAZOO Racingの7号車と8号車は、それぞれホセ・マリア・ロペスとブレンドン・ハータレーがアタックを担当したが、7号車のマリア・ロペスは、予選アタック中に赤旗の影響を受けて7番手に留まり、8号車のハータレーは予選4番手を手にした。
翌18日の決勝は、現地時間の正午にスタート。開始早々にトヨタの2台が表彰台圏内へとポジションアップを果たして周回を重ねていく。
一方で、ドライコンディションに加え好天に恵まれたレースは路面温度も高く、タイヤマネージメントに苦労するチームも見られた。
そんな中、レースは3時間を経過した時点で7号車がLMGTEアマクラス車両と接触。タイヤバリアに接触後、クルマをピットに戻そうと走行していた矢先、マシンコントロールを失ってタイヤバリアにクラッシュする。
これにより、レースは赤旗中断となり、また7号車はこの時点でリタイヤとなる。
このクラッシュの一件で、8号車は予定外のピットインを強いられることになり、ライバルとの差が開く。
さらに、8時間レースの残り1時間を前にセーフティカーが導入され、サーキット上空に雷雲が近づくという理由で、赤旗が提示された。
一旦、レース再開となったが、夕闇が訪れる中で8時間を迎える直前にレースは終了。
予選ポールスタートの36号車が開幕戦を制し、8号車のトヨタが2位表彰台を獲得、3位は708号車のグリッケンハウスだった。